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大川小裁判の判決に思うこと

昨日、仙台高裁で、大川小津波事故訴訟控訴審の判決が出ました。

結果は地裁の判決と同じく、遺族側の訴えが認められました。

今日の河北新報によれば、今回はさらに「学校は津波避難場所を定めておくべきだった」として石巻市と宮城県に賠償を命じたとあります。

あの日亡くなった70名の子供たちと、行方不明の4名の子供たち、そして亡くなった11名の先生方の命がなぜ守られなかったのか。

ご遺族の方々の気持ちを思うと、言葉になりません。

思わぬ災害の場面では、一瞬の判断が運命を分けます。わたしは教育者ではありませんが、マニュアルがとても重要な役割を果たす場面を鑑みても、災害マニュアル作りはとても大事だと思います。現実が全てにおいてマニュアル通りにいかなかったとしても、普段からそうやって防災について考える機会を作っておくことは大事だし、マニュアルがちゃんと安全な場所を検証してくれていれば、もしもリーダーが不在だったりした時でも、速やかにマニュアルに沿って動くことができるのではないでしょうか。

今年の1月に呼んでくださり、歌いに行ってきた兵庫県尼崎市立大島小学校では、いつか来る南海トラフ巨大地震に備え、学校独自の子ども防災マップを作っておられました。一部いただいて来たので、ここに紹介させていただこうと思います。中根校長先生が、釜石などに行かれ、自らあの震災について知り、学ばれ、西宮市の小学校や兵庫教育大の先生の協力を得て去年の6月に完成したそうです。(改めて兵庫県の皆さんの防災意識の高さを見習いたいと思いました。)この防災マップは津波だけではなく、台風や豪雨による洪水や高潮についても避難行動の目安を定めています。子供向けにわかりやすく、そして家族訓練の道具として家族みんなで実際にマップをもとに話して歩いて書き込むことを勧めています。このマップが素晴らしい。場所場所での海抜何メートルかが書いてあったり。地図を見てみると、大島小の近くには武庫川という川が流れているのがわかります。子どもと一緒に地図を眺めながら、どこが危ないのかな、どこにどのように逃げたらいいのかな、と考えるのにすごく良いなぁと思いました。





全国の自治体でもハザードマップは作っていると思いますが、学校や幼稚園、保育園、子どもたちの生活する場所で、独自のこんな防災マップがあったら良いですね。そう思うと同時に、学校や幼稚園まかせにしないで、自分たちも家族の中で、普段から防災についての意識を高めることをしていかなきゃなと、7年を経た今強く思います。

あらためて、あの日犠牲になられた命に心からご冥福をお祈りします。

あれから、子どもたちと桂木先生から、お手紙をいただきました。ありがとう。一通一通、大事に読んでいます。

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